如意輪観音坐像
堂々としたお姿の本尊如意輪観音坐像は塑像(土でできた仏像)としては日本最大で日本三大仏の一つに数えられています。今は色彩が剥離し白いお姿ですが、口元と目元には8世紀造立当時に施された色彩が残り当時の華やかな装飾を想像することができます。また、弘法大師が日本、中国、インド三国の土を混ぜ合わせてこの像を造られたと言い伝えられています。
奈良時代 重要文化財
*日本三大仏とは、
[銅像]の東大寺 毘盧遮那仏(奈良の大仏)
[木像]の長谷寺御本尊 十一面観世音菩薩
[塑像]の岡寺御本尊 如意輪観音菩薩と、古来より言われております。